焼岳
2011年10月9日(日)、日帰りで焼岳(2455m)に行ってきた。
今回のメンバーは職場の同僚5人(男3、女2)。
私以外の4人は山登りの経験はごく浅く(あるいは無い)、もともとは「富士山に登ってみたい」と集まったメンバーなのだが、富士山は台風で計画が流れ、あえなく中止。
しかし、もともと山登りを始めたいと思っていたようで、非公式ながらも職場で登山部を発足し、今回、第1回目の登山となった。
10月9日は3連休のど真ん中。しかも上高地一帯が1年で一番混雑するらしい。
計画を立てているときから、「どんだけ混んでいるんだろう…」と不安がよぎる。
夜0時頃浜松を出発し、今回は高山経由から安房トンネルを通り沢渡へ。
上高地入りする時にはいつも車を停めている村営第二駐車場に、朝5時頃に着くが、すでに満車。ゲートまで10台くらい並んでいたが、この時間に出ていく車があるとは思えないので、沢渡への駐車はやめ、焼岳の新中ノ湯ルートの登山口へ向かう(これは予想通り)。
新中ノ湯ルートの登山口も混み合っていて、登山口直近の駐車場には停めれなかったが、少し登った道沿いに平らなスペースがあり、そこに停めることができた。
6時半頃、新中ノ湯登山口を登り始める。
いつものメンバーに比べるとスローペースだが、今日の行程はそれほどでもないので、大丈夫。
そして、2時間ほど樹林帯を歩くと、展望が突然ひらけてくる。
山に来て良かったと思える瞬間。いい眺めだ。
北アルプスは紅葉の真っ最中。今年の紅葉はかなりの不作らしいけど、でも、この青空のおかげで、緑も赤も黄色も十分に綺麗だ(でも、たしかに、葉はくすんだ感じでしたね)。
1時間ほど (?)登ると、緑は無くなり、硫黄臭の漂う岩場の道となる。
焼岳は活火山。直近では1962年に噴火をしているらしい。
人がたくさんだ・・・。富士山みたいな混雑だな。
頂上に行く道が順番待ちで時間がかかりそうだ。
皆に聞くと「頂上へのこだわりは無い」という。僕も無い。
ほんとうはこのあたりでご飯でも、と思っていたが、混んでいて落ち着けるスペースも無いので、頂上まで行くのはやめ、上高地側へ下山する。
穂高連峰や上高地が見える。気持ちいい眺めだ。
ゆっくりと下山。そして4~5mのハシゴ場での順番待ち渋滞もあり、上高地に下山したのは午後4時頃。
上高地帝国ホテルで1500円(!)のケーキセットを食べ、タクシーに乗り、車まで戻ってきた。
帰りは平湯温泉の入浴施設「ひらゆの森」に寄り(これも大混雑!)、浜松へ戻ってきたのが夜中1時頃。
焼岳はまた登りたいと思える山だった。
今度は混んでいないときに登って、頂上でゆっくりご飯でも食べよう。
特に新中ノ湯側は道も安全だし(噴火しない限りね)、この往復ルートでも十分かもしれない。
おわり。
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