山登り~北アルプス①

(2007年)

2007.10.17

涸沢・紅葉~2日目~

2007年10月15日(月)、涸沢2日目。
朝、小屋から出ると・・・
1きた~っ!青空です!うれしくなってきます。
とりあえずテラスで朝食。カステラ、コーヒー、コーンスープ、白桃、等々・・・。2
346朝ごはんの後は、涸沢小屋横の木々の中へ(一番上の写真、小屋の左上あたり)7_28_2
9_310_212_213_211_215_214_316_21718今までに見たことのないような綺麗な紅葉でした。
10時頃、涸沢を去ります。
5_2 う~ん、気持ちよかった!下っていくと、徐々に雲も多くなって陽が陰ってきました。
192022_223242526涸沢からは、行きと同じ道を戻りました。
今回、思いのほか持っていった食料を食べなかったので、2日目にしては荷物が重く、少しだるかったです。2ℓのペットボトルの水なんて未開栓のまま持ち帰ってきました(このへんがアホ)。無駄が多く、オモリを背負っているようなものです。



上高地の河童橋まであと一時間という頃、嘉門次小屋で”蕎麦”と”イワナの塩焼き”。
ここのイワナの塩焼きはものすご~く、おいしいのです。囲炉裏で焼いています。

イワナの写真でも・・・、と思ったらカメラのバッテリー切れ(2本目)。使い切ってしまいました。
昔に比べて大分減りが早いです。
今回のような綺麗な景色だと、僕の使っている5~6年前のコンパクトデジカメなんかより、
一眼レフのカメラに気持ちが傾いてしまいますね。 物欲との戦いは今後も続きそうです。

上高地に戻ってきて、”おやき”を食べて・・・帰路へ。

いや~、涸沢の紅葉がこんなに綺麗だと来年もまた行きたくなってしまいました。

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2007.10.16

涸沢・紅葉~1日目~

週末のたびに出かけまくっていたのも、今回で終わり(と、思われる)。
平成19年10月14日(日)、15日(月)の1泊2日で”涸沢(からさわ)”へ出かけてきました。
今回、一緒に行ったのはRさん。
で、今回の目的は”紅葉”。涸沢の紅葉は日本を代表する紅葉風景の一つなのです。

朝8時すぎ、上高地へ到着。事前の天気予報は”曇りのち雨”。空はどんより曇り空です。
涸沢へはここから平地を4時間、登りを2時間の計6時間コース。1
3この辺りは紅葉もまだ色づき始め。
2 徳沢園で休憩。「長崎文明堂総本店の”カステラ”」。自分用の長崎土産です。
57横尾を過ぎ・・・
89 この辺りまでくると、だいぶ紅葉らしくなってきました。でも青空がほしい・・・。
本谷橋。12
101314青空になると紅葉が 綺麗です。
1617涸沢まであと少し。
1819でも綺麗すぎて足が止まります。(やっぱり青空がほしいな~)。
2022午後3時頃、涸沢に到着~。
25涸沢ヒュッテのテラスで乾杯。あ~、おいしい!

本日は涸沢ヒュッテに宿泊。
紅葉シーズンとあって混雑を予想していたのですが、思っていたより全然空いていました。
夕飯前にビールとつまみ。で、午後5時からの夕食でさらに満腹になり、午後6時すぎには就寝。運動しているのにかかわらず”ふくらむ”わけです。
この後12時間ひたすら寝続けました。
   

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2007.08.31

白馬岳~2日目~

そういえば「白馬~1日目~」の写真の中の、紫色の花は”トリカブト”だったんですね。今、知りました。山で花を見ても”花”としか思わないほど”無知”ですので・・・。

さて、白馬山荘に泊まった翌日2日目。
朝4時起きです。外は風がピュ~ピュ~吹いており、ガスがたちこめ景色は全く見えません。
山荘で朝食後、白馬岳山頂へ向かいます。
1202055_img_3 やっぱり何も見えません・・・。そして、けっこう強い風が吹いており、寒いです。

が、しばらく稜線を歩いていると、次第にガスも晴れてきました。
1202083_img1202076_img 白馬大池が見えます。
1202082_img_21202099_img 白馬大池周辺には「チングルマ」がいっぱい。
白い花びらが散った後、このような姿になるようです。1202094_img1202093_img1202100_img この花は山で目立つので、覚えました。
1212114_img1212101_img_2白馬大池で昼食~。何年かぶりに「金ちゃんヌードル」。1212106_img 1212103_img
白馬大池の辺りは、なかなかいい雰囲気なんですよ。
1212111_img1212116_img白馬大池をあとにし、白馬乗鞍岳へ。大きな岩が多くなってきました。1212131_img
1212126_img1212123_img1212134_img 白馬乗鞍岳をこえて下っていくと、さらに岩は大きくなってきます。雪渓もあります。
1212138_img1212144_img      
      
1212146_img1212151_img  「休んでください!」といわんばかりの岩がありましたので、休憩します。その後は、木々の間の鬱蒼とした景色の中をくだっていきます。
1212148_img_21212152_img天狗原を越えて1時間ほど下ると、栂池自然園に到着です。ここで下山は終了~。1212154_img
1212159_img甘いものがやめられません・・・。
山に登ればやせる人が大半でしょうが、僕は逆に太って帰ってくることが多いようです。
栂池自然園からはロープウェイ乗って、ゴンドラ乗って下ってきます。

白馬岳は雪渓、花、池、大きな岩などいろんな景色が楽しめて飽きませんね。
初めての山登りのRさんも満足していただけたようで、一安心しました^^。
 

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2007.08.29

白馬岳~1日目~

この前の日曜、月曜を使って白馬岳(しろうまだけ)へ行ってきました。
先週は2泊3日で笠ヶ岳へ、土曜はシマノ鈴鹿ロードレース、で、その翌日から白馬岳へ山登りですから、なかなかアウトドアな休日を過ごしています。かなりインドアな性格しているんですけどね。

白馬岳、今回のパートナーはRさん。数ヶ月前まで「なんで山を登りたいのかわかんない」とおっしゃってたお方です。
ルートは猿倉~白馬大雪渓~白馬山荘(1泊)~白馬岳~白馬大池~栂池です。

1191925_img_3栂池に車を停め、猿倉までタクシーを使い、歩き始めます。

今から奥に見える山へ登ってきます。







1時間ほど歩くと、白馬尻小屋へ到着です。1191933_img
1191938_img 少し登ると、いよいよ白馬大雪渓の始まりです。
万年雪の上を歩きますので、夏でも寒いくらいです。滑らないようにアイゼンを装着。
1191948_img1191954_img雪渓を2時間ほど歩きます。雪渓には小さなクレバスや大きな空洞もあり、なかなか素敵。
1191956_img1191973_img雪渓を抜けると、次は(お)花畑。
1191970_img1191984_img1202001_img1191990_img高度をあげていくにつれ、ガスも晴れて景色はだいぶ良くなってきました。
1191998_img1202007_img1202009_img_3 1202010_img_21202006_img1202014_img1202013_img1202016_img1202012_img

初めての山登りにしては、なかなか見事なペースで登ってきたRさん。が、最後のほうはけっこう疲れていました。僕も昨日のシマノ鈴鹿の影響で疲労が・・・

白馬山荘が近づいてきました。1202018_img
1202020_imgで、山小屋についたら、いつものように・・・。今日はRさんにあわせて珍しくロング缶です。おいしいです。すぐに眠くなり昼寝をします。
右側の写真は、山小屋の夕食。1202023_img1202024_img夕食後は、小屋から歩いて10分くらいの白馬岳山頂へ。
1202025_img1202028_img1202037_img1202029_img1202035_img_21202042_img_2

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1202046_img

うーん、なかなか気持ちいいな・・・。

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2007.08.23

笠ヶ岳~3日目~

3日目。笠ヶ岳山頂で日の出を見ようと、朝の4時半頃山荘から抜け出します。
僕の適当な予想に反し、天気はものすごく良さそうです。
1181824_img 1181827_img 1181826_img
徐々に空が明るくなっていきます。
が、しかし・・・日の出を前に、あっという間に厚い雲が出てきてしまいました。
1181828_imgでも、その雲もなかなかいい感じ。
何故か空に線ができ、部分的に明るくなってます(左の写真)。
1181831_img1181834_img太陽が出てきました。
1181835_img1181838_img朝の光が射す中、登山客は山小屋をあとにします。
1181839_img1181840_img笠ヶ岳と笠ヶ岳山荘。
1181841_img_2槍ヶ岳は思いっきり逆光でしたが、穂高連峰がきれいに見えます。遠くには富士山も見えました。
1181843_img1181844_img山小屋の前でコーヒー沸かして朝食をとった後、僕らも出発です。
1181845_img1181846_img爽やかな朝です。
「きれいな景色だね~」
「そうでもないで」
「きつい登りやな~」
「そうでもないよ」
こんな否定だらけの会話を延々としながら、稜線を歩きます。
爽やかな朝です。

写真の真ん中、一番高い山が笠ヶ岳。
1181847_img稜線から外れ、杓子平カールへと下っていきます。ここから長い下りが始まります。
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1181854_img1181852_img
1181855_img_21181857_img 日本にもかつて氷河時代があり(1万年以上前?)、カール地形というのは、その氷河によって山頂部がけずられてできた地形のことです。
杓子平カールを抜けると、一層きつい下りが始まります。1181860_img
1181865_img1181867_img1181861_img 1181872_img 1181883_img
笠新道は、稜線から約4時間の急な下り坂。うんざりするほど長いです。
1181877_img1181874_img 下りきって笠新道分岐に着いた頃には、膝が大爆笑してます。
1181885_img1181888_img ダラダラと、ほぼ平らな林道を新穂高温泉へ向けて歩きます。この頃には疲れて無言・・・
1181889_img1181890_img新穂高温泉へ戻ってきました。
売店でジュースを買い、アイスを買い・・・
その後は温泉に入って・・・飛騨牛カレーを食べ・・・
BBちゃんとお別れした後、下道で5時間かけて浜松まで戻ってきました。
あぁ、疲れた・・・。
   

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2007.08.22

笠ヶ岳~2日目~

2日目。鏡平の朝。快晴です。池は鏡のように美しいです。
1171723_img_3 1171724_img_4 1171726_img_4この池、綺麗なんですが、蚊が多すぎて悠長に見てられません。隣にいたおばちゃんなんて手で振り払うのが面倒になったのか、フーッ、フーッと息で蚊を追い払っていました。

そして、昨日体調が最悪だったBBちゃんは、1日ぐっすり寝て大分回復をしたようです。
朝食で味噌汁をおかわりする姿もスピード感があります。

鏡平山荘をあとにし、笠ヶ岳へ向かいます。
1171733_img_21171732_img_21171734_img_2 きれいな景色が続きます。天気はいいし、雷鳥はいるし、花も咲いていて・・・1171741_img_2
1171765_img_21171752_img_21171757_img_21171758_img_2 1171763_img_21171769_img_21171766_img_2秩父平のあたりで休憩をします。パンを食べたりコーヒー飲んだり・・・
1171773_img_21171778_img_21171779_img_21171781_img_2スタスタと歩くBBちゃん、「乙女のように駆けていい?」と言って走り出します。
1171782_img_2 つ、ついていけない・・・・(あっ、体力的にですよ。元気な時は僕も駆け出します)

雲が多くなってきました。
1171783_img_21171785_img_21171786_img_2 正午頃、笠ヶ岳山荘に到着。本日の歩行時間は約5時間くらいでしょうか。少しはまだ余裕があります。
そして、着いたらいつものようにお酒を・・・今日はチューハイ。
1171790_img1171791_img 昼寝をした後、夕方、笠ヶ岳の山頂へ行きます。
景色は何も見えません・・・
1171792_img

午後、時おり雨がパラついていましたし、今日はもうダメだなと思っていたのですが、
夕日が沈むころになって視界が開けてきました。山の天気は変わりやすいです。
1181809_img1181805_img1181802_img 1181810_img1181807_img_2 この日の真夜中、雷雲の光で目を覚ましました。
遠くで移動しながら何かの爆発のように光り続けており、初めて見る不思議なものでした。

明日はきっと天気悪いんだろうな・・・と思い再び眠りにつきました。

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2007.08.21

笠ヶ岳~1日目~

8月18日から2泊3日で、北アルプスの笠ヶ岳へ山登りに行ってきました。
コースは新穂高温泉→小池新道→鏡平山荘(1泊目)→笠ヶ岳山荘(2泊目)→笠新道→新穂高温泉。
いっしょに行ったのは、現在福井県に住んでいるBBちゃん。
新穂高温泉の駐車場に現地集合し、朝の8時30分ころ、スタートです。
1161643_img 天気はいいといえばいいのですが、山には雲がかかっています。
ダラダラと林道を歩き・・・
1161647_img1161649_img1161646_img ワサビ平小屋に到着。美味しそうななものにつられて休憩。1161650_img 懐かしのラムネ。 

1161651_img1161652_imgBBちゃんに本日の調子を聞くと「今日は”スピード&ビューティ”を持ち合わせてるから大丈夫」とのこと。

(スピード&ビューティ・・・???)

この意味を聞きますと、女子バレーボールの日本代表には、選手それぞれに(テレビ局がつくった?)なんともおかしなキャッチコピーがありまして、例えば木村選手は”時をかける万能少女サオリン”、荒木選手は” 世界をぶち抜く「鉄腕エリカ」”、そして杉山選手が”変幻自在!スピード&ビューティ” なのです。
BBちゃん、今回の山登りに”スピード&ビューティ”を持ち合わせているというのです(笑)。
まぁ、見せてもらおうじゃないですか!

歩くにつれ徐々に景色は変わっていき、勾配もきつくなってきます。
やがて水場に到着です。雪渓から流れてくる北アルプスの天然水は手が痛くなるほど冷たいです。本日、睡眠2時間での山登りですので、ここで睡魔に襲われ若干昼寝。
1161656_img1161654_img1161658_img   
しかし、なにやらBBちゃんの体調が悪そうです。
ここから道はさらにきつくなります。岩がゴロゴロ。だいぶ登ってきました。1161662_img
1161666_img1161665_img BBちゃんの体調、相当悪そうです。
そして、ついにスピードが・・・
1161664_img
ビューティなど初めからもっていないとは思っていましたが、ついにスピードも・・・
風前の灯火です・・・。

ペースをあわせようと、先頭をBBちゃんに交代します。
「あと少し、がんばれ~」・・・と思ったのが間違いでした。
先頭を交代したら、BBちゃんがペースアップ!今度は僕がついていくことができません・・・。
なんだ、スピード残ってるじゃない・・・。
(後で聞いたら、消える直前のロウソクのようなものだったとのこと)

鏡平山荘に到着です。
そして、いつものように・・・1161674_img_2
1161678_img1161672_img 歯止めがききません。

天気は晴れてはいたのですが、雲が多くてパッとしません。
1161677_img1161670_img1161689_img_2 が・・・
しばらくしたら、ガスの隙間から槍ヶ岳が見えました。
1171710_img湖面に映る景色がとってもビューティ きれいです。
1171709_img1171705_img_21171702_img_21171715_img   
やっぱりBBちゃん、夕食時も元気がありません。
「死んでるかもしれんから、時々ゆすってや」と言って死んだように眠ります。

明日は大丈夫でしょうか・・・
   

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