Mt.Fuji
富士山に行ってきました。
富士山に登るのは、今回で8回目。
「そんなに富士登山が好きなのか?」と言われると、そうではない(笑)。
たぶん自分から「富士山に行きたい」と思ったのは、最初の1~2回だけかもしれない。
あとは全て、初めて登る人たちの付き添い。「連れてって」と言われれば、経験が大して役に立つわけでもないけど、行きます。
今回は、初めて富士山に登る嫁といっしょに。
富士山は「一度も登らぬ馬鹿。二度登る馬鹿」と言われるらしいです。
では僕はどんだけ馬鹿なんだということになるのかもしれないが、世の中には「8回など登ったうちに入らん!」というような大馬鹿がいっぱいいますので、僕はまだまだ序の口でしょう。
7月13日(日)夜11時30分、富士宮口登山道(五合目・標高2400メートル地点)を登り始める。3776メートルの山頂まで片道約5キロの行程。
登山道はいたって単調だし夜道で何も見えないのだが、曇り空の合間から見える星空が近くて綺麗だ。日と時間を選べば花火が下に見えることもある。
最近自転車で足に筋肉がついてきているからか、比較的楽に登ることができた。
でもさすがに標高が高いだけあって、最後は頭がクラクラした。今まで富士山は寝不足のまま登ることが多かったから、頭がボーっとするのが眠いからなのか高山病なのかよくわからなかったが、今回は確実に標高の影響だ。
朝4時30分頃、山頂に到着。
登ってきたのに寒くて汗ひとつかかないくらいだったのだが、山頂に着き強風でその寒さはピークに。岩陰で凍えていた。下界の暑さを分けてくれ!と本気で思った。
日の出。
太陽が出たら暖かくなると思ったが、全く状況は変わらない。
岩陰で朝食後、7時頃下山開始。
下山していると、ランニングで登ってくる人たちがけっこういた。富士登山競争の練習だろう。富士登山競争は長い種目で富士吉田市役所から山頂までの距離21キロ、標高差3000メートルを登るという狂ったようなコース設定。こんな大会に参加するのは「狂っている!」とか「信じられない!」と言われれば言われるほど”快感”を感じるカテゴリーの人たちだと思う。
いつも思うが下山はウンザリする。登りのほうが好きだ。
3時間ほどかけて、ゆっくりと下ってきた。
富士登山、これが最後かもしれない…(と、前回も前々回も思った)。
※多くの人がそうであるように、嫁も「2回目は無い」と言っております(笑)
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